弁護士になるためには、司法試験に合格しなくてはなりません。司法試験には、短答式試験と論文式試験があり、これらは同時期に行われます。司法試験の合格率は、毎年20パーセント程度で推移しています。
かつての司法試験は、合格率数パーセントの超難関試験だったのですが、司法制度改革によって現在の司法試験制度に切り替わって以降は合格率が高くなり、難易度が低下しています。その内訳は、短答式試験で例年65パーセント強、論文式試験で30パーセント強となっています。短答式試験を合格した人のみ、論文式試験の採点が行われます。この司法試験を合格した者のみ法律事務所を開設することができます。
弁護士になるためにはどうしたらいいか
弁護士は、華やかなイメージがあり、収入も高額なことから、人気の職業のひとつにあげられます。仕事に就くには、まず司法試験に合格することが必要となります。法科大学院を卒業し、予備試験に合格して司法試験に臨むというのが一般的な流れです。
合格率は約20パーセント強という、最難関の試験です。司法試験に合格したら、法律事務所などに在籍して経験を積み、一人前の弁護士を目指していきます。ある程度経験を積んだのち、法律事務所を開業する人もいます。法律に深く関わる業務で、責任も重いですが、その分やりがいがあって得られるものも大きい仕事です。